機械彫りと手彫りの意味や特徴などの違いとは

印鑑通販のサイトを見ると、機械彫り手彫りといった言葉が出てきます。

 

この両者の違いは何でしょうか。

 

手彫りの方が高い気がしますが、それだけの価値のあるものなのでしょうか。機械彫りと手彫りの違いについて説明します。

 

見る人が見れば一目瞭然

機械彫りとは、パソコンフォントを使ってコンピューターロボット彫刻機で作成します。これに対して、手彫りはその名のとおり人の手で彫られるものです。

 

機械彫りの場合はパソコンの字をそのまま使用するため、一文字一文字が独立してしまい、バランスの悪い配字になります。

 

手彫りの場合は職人が字のバランスを考えて字入を行いますから、全体的にまとまりがあるものになります。また、印影もやわらかくて暖かみのあるものに仕上がります。

 

断面も機械彫りは垂直になりますが、手彫りは凸凹しています。

 

同じものが出来上がる

機械彫りだと手彫りに比べて早く安く仕上げることができます。

コストパフォーマンスを考えると機械彫りもいいと思うかもしれません。

 

しかし、日本において印鑑は悪用されると財産を一気に失ってしまう可能性もあるほど重要なものです。

 

パソコンフォントを使って機械で彫られる機械彫りの場合、まったく同じ印鑑が出来上がってしまうこともあります。これでは安心して印鑑を使うことができませんね。

 

その点、手彫りだと全く同じものは存在しませんから安心して使用できます。

 

耐久性の違い

前述したとおり、機械彫りで作った印鑑の断面は垂直になっています。文字の細い部分もそのまま垂直に彫られてしまうので、文字の強度が足らずに欠けやすくなってしまうのです。

 

しかし、手彫りの場合は文字の細い部分は斜めにカットして彫る深さも変えることができます。このため、印面の強度が増し、印影も美しくなるのです。

 

ごまかしに騙されないようにしよう

通販サイトの中には、手彫り手仕上げといった文字がよく見られます。

 

しかし、これらの中にはマウス操作を手仕上げと呼んだり、少し枠を削っただけで手彫りと名乗るところもあります

 

本当の手彫りはそれほど多く作ることはできませんし、そんなに安くすることもできません。

 

サイトの表現に騙されないようにしましょう。